2014年4月1日から、“消費税8%”へと変更になりますね。
消費税引き上げにともない、主に中小企業者などが消費税を価格へ転換しやすい環境を整備していくことを目的に、
2013年10月~2017年3月31日まで価格の税抜き表示が認められています。
みんさん、準備や対策はお済みでしょうか?
価格表示に関することや消費税に関するマメ知識を、みなさんにお届けしたいと思います。
◆どんな表示にしよう?◆
(1) 『総額表示と消費税価格』または『税抜価格と税込価格』を併記する方法
1,080円(うち消費税80円) 1,000円(税込1,080円) など
(2) ① 個々の商品等に税抜価格を明示する方法
1,000円(税抜価格) 1,000円(税別) 1,000円(本体価格) など
② 店内の掲示物等で一括して税抜価格であることを明示する方法
当店(本チラシ)の価格はすべて税抜価格となっております。 など
表示方法は色々ですが、消費者がわかりやすい表示をすることが1番ですね!
◆この場合、税率はどっち?◆
平成26年3月31日までの受注・代金受取りでも、発送・納品が同4月1日であるならば
消費税8%を適用となるので注意しましょう。
3月31日まで 4月1日以降
商品引き渡し 商品引き渡し
消費税5% 消費税8%
◆対策チェック◆
□ 価格変更の準備はできていますか?
□ 消費税納付用の定期積み立てをしていますか?
□ 現在使用しているソフト等(電卓やレジ等も)は税変更に対応していますか?
□ 免税業者や簡易課税の人は商品等の増税前の仕入を検討しましたか?
□ 駆け込み需要の取り込みを狙った販売促進を考えていますか?
みなさんの増税にむけた準備に役立ててください。